TOP/ネクタイの結び方（基本編）
スーツとネクタイは切っても切れない重要な関係。
ネクタイをかっこよく結んだ胸元は、スーツ姿をいっそう引き立てます。
初めての方には難しいと思われがちですが、覚えてしまえば簡単なネクタイの結び方。今回は基本の二つをご紹介します。
結び方はいくつかありますが、実はこの２つを押さえれば大丈夫。
プレーンノット
ネクタイの種類やシャツの襟の形を選ばず、あらゆるスタイリングに使うことができる最もポピュラーな結び方。
年代も流行も選ばず、ビジネスシーンはもちろん、様々な場面で活躍するのがプレーンノットです。初めてネクタイを着用する方は、まずはプレーンノットから始めてみてください。
ネクタイを首にかけ、大剣（幅の広い方）を上に、ネクタイのつなぎ目あたりで交差させます。
上に重ねた大剣を小剣（幅の狭い方）の裏側へ回します。
裏側へ回した大剣を前に巻き付けます。
大剣を内側にくぐらせ、巻き付けた輪の中に通します。
通した大剣を下へ引き、結び目が小さくなるように形を整えます。結び目が小さくなるように形を整えます。
小剣を引きながら結び目を上げればプレーンノットの完成です。
ダブルノット
プレーンノットの巻き付けを、二重にした結び方。
ほとんどのシャツタイプにマッチしますが、結び目にボリュームを持たせることができるので、特に襟の広いシャツとの相性が抜群です。ふっくら大きく、やや縦長の結び目に仕上がるのが特徴的。華やかな印象を与え、胸元に視線を集めます。
普段と印象を変えたい日には、ダブルノットにしてみてはいかがでしょうか。結婚式や披露宴など、フォーマルシーンにも適しています。
ネクタイを首にかけ、大剣（幅の広い方）を上に、ネクタイのつなぎ目あたりで交差させます。
上に重ねた大剣を小剣（幅の狭い方）の裏側へまわします。
上に重ねた大剣側を後ろから形を整えながら2周まわします。
2周まわした部分の輪の中に大剣を上から通します。
通した大剣を下へ引き、結び目が小さくなるように形を整えます。
最後に小剣を引きながら結び目を上げればダブルノットの完成です。
ディンプルについて
ネクタイのノットの下につくる、えくぼのようなくぼみが「ディンプル」。
ビジネススタイルをさらに引き立てたいときはしっかりとディンプルつくることを意識すると、
ネクタイが立体的になり、より華やかで洗練した印象を与えます。
こだわりのディンプルで、ファッションへの気遣いもさりげなくアピールできます。
