スーツを長持ちさせるお手入れ方法

スーツをハンガーにかける

スーツを脱いだらパンツとジャケットは別々の専用ハンガーにかけます。この時ジャケットのハンガーにはしっかり厚みのあるものを使うと、型崩れしにくくなります。ポケットの中身を全てだし、直射日光が当たらない場所で吊るします。

ブラッシングで汚れをとる

ウールは湿気といっしょに細かいホコリや花粉を吸い込んでいます。こまめにブラッシングをして汚れを取り除きましょう。ブラシには、獣毛・化学繊維で作られたものがありますが、豚などの獣毛でできたブラシのほうが静電気が起こりにくいためおすすめです。

1日着たら1〜3日休ませる

スーツは1日着たら厚手のハンガーにかけて最低1日しっかり休ませましょう。連続着用は型崩れや生地劣化の原因となります。また、ウール100%生地の場合は、風通しの良い場所でしっかり休ませることで、アイロンがけしなくてもシワが自然と修復されやすくなります。

スチームアイロンでフレッシュ

ウールは、スチーム（蒸気）をあてると、シワが伸び、弾力性が働いてカタチを復元する性質があります。アイロンがけしなくても、蒸気だけが出るスチーマーなどで仕上げるのも良いでしょう。スチームアイロンは、消臭効果や、クリーニングの頻度を減らせるため効果的なメンテナンスケアです。アイロンをかけるときは、洗濯表示タグで設定温度を確認したうえで、テカリが出ないようにあて布を忘れないでください。